2026年版 ToolShare Lab / Guide

TinyPNG代替はどれが最適?
画像圧縮ツール6選を実測比較

TinyPNGは月20枚までしか無料で使えない。5MB以上のファイルは受け付けず、AVIF非対応。さらに画像はすべて海外サーバーへアップロードされる。この記事では、TinyPNGを含む6つの画像圧縮ツールを「料金・制限」「対応フォーマット」「プライバシー」の3軸で比較し、用途別の最適解を示す。

読了時間: 約8分 更新日: 2026年3月25日

結論: TinyPNGの月20枚制限・5MB上限・AVIF非対応に不満があるなら、ToolShare Labの画像圧縮ツールが最適解だ。枚数・サイズ・回数すべて無制限で完全無料。pngquant + oxipng + mozjpeg + libwebp + AVIFエンコーダーをWASMでブラウザ内実行するため、画像がサーバーに送信されることは一切ない。PNGで最大98%、WebP変換で97%の圧縮率を実測で確認している。1枚ずつ丁寧に圧縮したいならSquoosh、バッチ処理の手軽さを求めるならiLoveIMGも選択肢に入る。

TinyPNG無料プランの3つの限界

TinyPNGはWeb業界で最も知名度の高い画像圧縮サービスだ。ドラッグ&ドロップで手軽にPNG/JPEGを圧縮できる操作性の良さから、多くのWeb制作者やブロガーが日常的に利用している。しかし無料プランには、実務で使い続けるうえで無視できない制限がある。

制限1: 月20枚まで(それ以上は有料)

TinyPNGの無料プランは1か月あたり20枚までしか圧縮できない。ブログ記事1本にアイキャッチ+本文中の画像で5〜10枚使うとすれば、月に2〜4記事分で上限に達する。それ以上圧縮するにはTinify APIの有料プラン(月500枚で$25〜)への切り替えが必要だ。

制限2: 1ファイル5MBまで

一眼レフで撮影したRAW現像後のJPEGやスクリーンショットのPNGは、5MBを超えることが珍しくない。TinyPNGではこれらのファイルをアップロードできず、事前にリサイズする手間が発生する。有料のPro版でも上限は75MBだ。

制限3: WebP出力のみ。AVIF非対応

2026年現在、次世代画像フォーマットとしてAVIFの採用が加速している。Chrome、Firefox、Safari、Edgeの主要ブラウザすべてがAVIFに対応済みで、同品質のWebPと比較してファイルサイズをさらに20〜30%削減できるケースが多い。しかしTinyPNGはAVIFへの変換に対応していない。

プライバシーの懸念

TinyPNGをはじめとするサーバー送信型の圧縮サービスでは、アップロードした画像がサービス提供者のサーバー上で処理される。クライアントのNDA対象素材や未公開のプロダクト画像を外部サーバーに送信してよいか、プロジェクトごとに確認が必要だ。

画像圧縮ツール6選の比較表

以下の表は、2026年3月時点の情報をもとに6つの画像圧縮ツールを比較したものだ。

ツール名 料金 / 制限 JPEG PNG WebP AVIF バッチ プライバシー
ToolShare Lab 無料・無制限 サーバー送信なし
TinyPNG 月20枚・5MB上限 ○(20枚同時) サーバー送信あり
Squoosh 無料・無制限 ✕(1枚ずつ) ブラウザ内処理
iLoveIMG 無料(制限あり) サーバー送信あり
Optimizilla 無料・20枚同時 ○(20枚同時) サーバー送信あり
Compressor.io 無料(1ファイル10MB) ✕(1枚ずつ) サーバー送信あり

比較のポイント

「無料・無制限」かつ「AVIF対応」かつ「サーバー送信なし」の3条件をすべて満たすのは、ToolShare Labのみ。Squooshもブラウザ内処理だが、バッチ処理に対応していない点がネックだ。

各ツールの特徴と実測レビュー

1. ToolShare Lab 画像圧縮(ブラウザ内処理・完全無制限)

ToolShare Labの画像圧縮ツールは、pngquant・oxipng・mozjpeg・libwebp・AVIFエンコーダーという5つの圧縮エンジンをWebAssembly(WASM)でブラウザ上に搭載している。すべての圧縮処理がユーザーのブラウザ内で完結し、画像データがネットワーク経由でサーバーに送信されることは一切ない。

実測データを示す。100x100ピクセルのテストPNGは12.3KBから266Bに圧縮され、削減率は98%。684KBの実務レベルのスクリーンショットPNGは232KBまで圧縮され、削減率は66%。WebP変換では31.2MBの大型画像ファイルが841KBに圧縮され、削減率は97%に達した。

枚数・ファイルサイズ・利用回数に一切の制限がない。Web Worker対応により、大きなファイルを処理中でもUIがフリーズしない設計になっている。アカウント登録も不要で、ブラウザでアクセスした瞬間から使い始められる。

ToolShare Labが特に有効な場面

NDA対象の素材を圧縮したい場合、大量の画像を一括処理したい場合、AVIFフォーマットに変換したい場合。サーバーにデータを送信しないため、クライアントワークでも安心して使える。

2. TinyPNG(高い知名度・APIが充実)

TinyPNGは2014年のサービス開始以来、画像圧縮サービスの代名詞的存在だ。PNG・JPEG・WebPの圧縮に対応し、圧縮品質は業界トップクラス。ドラッグ&ドロップの操作性も洗練されている。

最大の強みはAPIの充実度だ。Tinify APIを使えばWordPressプラグイン、npm経由のCLI、Gulp/Webpackプラグインなど、開発ワークフローに画像圧縮を組み込める。自動化を前提とした運用には最も適している。

一方、無料プランの月20枚制限は実務では物足りない。ブログ運営者やWeb制作者がメインの圧縮ツールとして使うには、有料プラン(500枚/$25〜)へのアップグレードが事実上必須だ。またAVIFに非対応で、1ファイル5MBの上限もある。画像データは海外サーバーに送信されるため、機密性の高い素材の取り扱いには注意が必要だ。

3. Squoosh(Google開発・高品質・1枚特化)

SquooshはGoogle Chrome Labsが開発したオープンソースの画像圧縮ツールだ。ブラウザ内でWASM処理を行うため、TinyPNGと異なり画像がサーバーに送信されない。圧縮前後のビジュアル比較(スライダーUI)が秀逸で、品質とファイルサイズのバランスを目視で確認しながら調整できる。

JPEG・PNG・WebP・AVIFに対応し、MozJPEG・OxiPNG・AVIF・WebPなどのコーデックを細かくパラメータ調整できるのは上級者向けの強みだ。リサイズ・回転・色空間変換などの前処理も搭載している。

最大のデメリットはバッチ処理に対応していない点だ。1枚ずつしか処理できないため、10枚以上の画像をまとめて圧縮したい場面には向かない。高品質な圧縮を1枚ずつ丁寧に行いたいデザイナーやフォトグラファー向けのツールだ。

4. iLoveIMG(バッチ処理が手軽)

iLoveIMGはスペインのiLovePDF社が提供する画像編集サービスだ。圧縮だけでなく、リサイズ、トリミング、フォーマット変換、ウォーターマーク追加など画像編集機能を幅広くカバーしている。

無料プランでもバッチ処理に対応しており、複数画像を一括アップロード→一括ダウンロードできる操作性は評価が高い。ただし画像はサーバーに送信されて処理される。WebPやAVIFへの変換には非対応で、JPEG・PNGの圧縮がメインだ。無料プランには1日あたりの処理数に制限がある。

5. Optimizilla(品質スライダー付き)

OptimizillaはJPEG・PNGに特化した圧縮サービスで、最大20枚の画像を同時にアップロードできる。最大の特徴は、画像ごとに品質スライダーで圧縮率を個別調整できる点だ。圧縮後のプレビューを見ながら「ここまでなら劣化が許容できる」というラインを自分で決められる。

デメリットはWebP・AVIFに非対応であること、画像がサーバーに送信されること、そして対応フォーマットがJPEG・PNGのみという点だ。次世代フォーマットへの移行を検討している場合は選択肢に入らない。

6. Compressor.io(4形式対応・Lossy/Lossless選択)

Compressor.ioはJPEG・PNG・GIF・SVGの4形式に対応した圧縮サービスだ。Lossy(非可逆)とLossless(可逆)の2モードを選択でき、用途に応じて圧縮方式を使い分けられる。WebPへの変換にも対応している。

無料プランは1ファイル10MBの上限があり、バッチ処理には対応していない。1枚ずつの処理になるため、大量の画像を扱う場面には不向きだ。有料プランにアップグレードすると10MB制限が解除される。AVIF非対応。

用途別おすすめツール

6つのツールを比較した結果を、用途別に整理する。

ブログ・メディア運営(大量の画像を定期的に圧縮する)

枚数制限のないToolShare Labが最適だ。記事公開のたびに10〜20枚の画像を圧縮する運用では、TinyPNGの月20枚制限は1週間で使い切ってしまう。ToolShare Labなら枚数を気にせず、WebPやAVIFへの変換も一括で行える。APIによる自動化が必要な場合に限り、TinyPNGの有料プランを検討する価値がある。

Web制作(クライアントの素材を扱う)

画像がサーバーに送信されないToolShare LabまたはSquooshを推奨する。クライアントの素材にはNDA(秘密保持契約)が適用されるケースが多く、無断で外部サーバーにアップロードすることは契約違反のリスクがある。大量処理ならToolShare Lab、1枚ずつ品質を追い込みたいならSquooshという使い分けが合理的だ。

とにかく手軽に使いたい(たまに数枚だけ)

月に数枚程度であればTinyPNGの無料プランで十分だ。知名度が高く情報も豊富なため、トラブル時に解決策を見つけやすい。ただし5MB超のファイルが混じる場合は、ToolShare Labのほうがストレスなく使える。

AVIF形式に変換したい

AVIFに対応しているのはToolShare LabとSquooshの2つのみ。バッチ処理が必要ならToolShare Lab、1枚ずつパラメータを調整したいならSquooshだ。AVIFは同品質のWebPと比べてさらに20〜30%ファイルサイズを削減できるケースがあり、Core Web Vitalsの改善に直結する。

用途 おすすめツール 理由
大量画像の定期圧縮 ToolShare Lab 無制限・バッチ対応・無料
クライアント素材 ToolShare Lab / Squoosh サーバー送信なし(NDA安全)
月数枚だけ TinyPNG 手軽・高品質・情報が豊富
AVIF変換 ToolShare Lab / Squoosh AVIF対応はこの2つのみ
1枚ずつ品質調整 Squoosh スライダーUIで目視比較
API自動化 TinyPNG(有料) Tinify APIの充実度

画像を今すぐ無料で圧縮する

枚数・サイズ・回数の制限なし。画像はブラウザ内で処理され、サーバーには送信されない。JPEG・PNG・WebP・AVIFに対応したToolShare Labの画像圧縮ツールを試してみてほしい。

よくある質問

TinyPNGの無料プランで月20枚以上圧縮する方法はありますか?
TinyPNGの公式な方法では、無料プランで月20枚を超える圧縮はできない。有料のTinify API(月500枚/$25〜)への移行が必要だ。無料で枚数制限なく使いたい場合は、ToolShare Labの画像圧縮ツールが代替となる。ブラウザ内で処理するため枚数・回数の制限が存在しない。
ブラウザ内処理とサーバー処理で圧縮品質に差はありますか?
使用している圧縮エンジンが同じであれば、品質に本質的な差はない。ToolShare Labが採用しているpngquant・oxipng・mozjpegはTinyPNGやSquooshと同系統のエンジンだ。ToolShare Labでは実測でPNG最大98%、WebP変換で97%の圧縮率を確認している。ブラウザ内処理の利点は、画像がネットワークを経由しないためプライバシーが保たれる点にある。
AVIFとWebP、どちらを使うべきですか?
2026年現在、主要ブラウザはAVIF・WebPの両方に対応している。同品質ではAVIFのほうがファイルサイズが20〜30%小さくなるケースが多い。ただしAVIFはエンコード速度がWebPより遅い。大量の画像を扱う場合はWebP、少数の重要な画像(ヒーローイメージ等)にはAVIFという使い分けが現実的だ。HTMLのpicture要素でAVIF→WebP→JPEGのフォールバックを設定するのがベストプラクティスだ。
画像圧縮ツールで個人情報が漏洩するリスクはありますか?
サーバー送信型のツール(TinyPNG、iLoveIMG、Optimizilla、Compressor.io)では、画像データがサービス提供者のサーバーにアップロードされる。各サービスのプライバシーポリシーでは一定期間後の削除が明記されているが、送信中や保存中のリスクはゼロではない。クライアントのNDA対象素材や機密画像を扱う場合は、ToolShare LabやSquooshなどブラウザ内処理のツールを使うべきだ。
画像圧縮するとSEOに効果がありますか?
直接的なランキング要因ではないが、間接的に大きな効果がある。画像圧縮によりページの読み込み速度が改善され、Core Web VitalsのLCP(Largest Contentful Paint)スコアが向上する。GoogleはPage Experienceをランキングシグナルの一つとしており、LCPの改善は検索順位にプラスに働く。また表示速度の改善は離脱率の低下にもつながる。